米国株,キャタピラーの経済見通し 2016年第4四半期、及び年度末決算

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米国の企業 キャタピラー Caterpillar(ティッカーシンボル CAT) が1月26日に第4四半期決算と2016年度決算を発表しました。
キャタピラーは建設・採掘機械、ディーゼル・天然ガスエンジン及びディーゼル電気機関車を製造する会社です。
キャタピラーの決算の決算と各業界の2017年見通し。

業績

第4四半期

  • EPS(一株当たり利益): 赤字 2.00$, マイナス232% vs.2015,
  • 売上:95億ドル, マイナス13% vs.2015
  • 年金、のれんの現在の市場価値による再評価で減損損失、繰り延べ税金資産の評価下げ
  • 製造コスト等のコスト削減により売り上げの減少を相殺した

2016年度

  • EPS(一株当たり利益): 赤字 0.11$, マイナス103% vs.2015,
  • 売上:385億ドル, マイナス18% vs.2015
  • 年金、のれんの現在の市場価値による再評価で減損損失、繰り延べ税金資産の評価下げ
  • 配当は一株当たり0.77$を維持

2017年業績見通し

  • 年間売上:360-390億ドル ,2016年の売り上げ,385億$
  • EPS:2.30$、2016年実績: マイナス0.11$

2017年経済環境

資源産業

商品市況の価格が1年前より高い。また製品売り上げは過去3四半期を通して改善している。採掘業の売り上げは底を打った可能性もある

お客さんの設備投資はここ数年減少傾向だったが、2017年は横ばい。いくつかの資源産業向け大型の建設設備の売り上げは2016年に比べて減少しそう。

建設業

  • 北米:懸念。経済成長とインフラ投資の兆しがあるものの、中古機械が多くあるため2016年の売り上げに悪い影響を及ぼした。2017年もその影響は残ると考えられる。
  • 中国での売り上げは2016年から回復傾向。但し、政府の継続的な成長の後押しによる
  • ヨーロッパ:売上は安定しており、2017年にやや良くなりうる。ブレグジットの影響の不確実性は残る。
  • ブラジル:経済が回復を始めれば売上はよくなる
  • アフリカ・中東:経済の弱さ及びオイル価格の売り上げに頼る経済の影響で売り上げは下がる。

エネルギー、輸送

ガス圧縮事業は順調、タービンの受注残も安定している。
米国での税制改革とインフラ整備が奨励されている。これらはキャタピラーの多くの事業にとって追い風になる一方、その効果が現れるのは2018年になると予想する。

鉄道は通行量の少なさと、非稼働蒸気機関車の影響で依然厳しい状況。

造船、発電、産業エンジンも厳しい状況

株価とPER

株価は99$, EPSがマイナスの為PERは測定不能


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